ケニア人出身 ”もったいない” 精神【ワンガリ・マータイ】の生い立ちが凄い!

ケニア出身の女性環境保護活動家
ワンガリ・マータイさん
ご存じでしょうか?

ワンガリ・マータイさんは、

なんと!

世界共通語として

【もったいない】という日本語

を世界に広めた人です。

そんな、ワンガリ・マータイさんの

【もったいない】精神
生い立ちを知りたいと思いました。

・ワンガリ・マータイさんのプロフィール

・生い立ち

・『もったいない』精神

・最後のインタビュー

を調べてご紹介します。

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ワンガリ・マータイさんのプロフィール


(引用元:Wikipedia)

プロフィール

名前:ワンガリ・マータイ

生年月日:1940年4月1日

年齢:71歳亡(2011年9月25日)

出身地:ケニア

職業:ナイロビ大学教授、環境保護活動家

受賞した賞

1984年、ライト・ライブリフッド賞

1987年、Global 500 Roll of Honour

1991年、ゴールドマン環境賞

1993年、アフリカ賞、Edinburgh Medal

2004年、ペトラケリー賞、ソフィー賞、ノーベル平和賞

2006年、レジオンドヌール勲章

2007年、World Citizenship Award、インディラ・ガンディー賞

2009年、旭日大綬章

数々の賞を受賞されているワンガリ・マータイさん。
ほんとに立派な人だということが
分かりますね。
ワンガリ・マータイさんが、
ここまでの人になるのに
相当な努力と行動があったからなんです!

ワンガリ・マータイさんの生い立ち


(引用元:毎日新聞社)

<生い立ち>

ワンガリ・マータイ Wangari Maathai は、
本名をワンガリ・ムタ Wangari Muta と言い
1940年4月1日ケニアのキクユ族の村に生まれました。

当時、ケニアはイギリスの植民地で、
彼女の父親はイギリス人入植者の農場で働いていました。
優秀な使用人だった彼女の父親は、4人の妻を持ち、
彼女の母親はその二番目の妻でした。

経済的に恵まれていたことで、
彼女は学校に行くことができ、
キクユ語に加えて、スワヒリ語もマスター。

成績が優秀だったことから、
11歳の時、カトリックの修道会が運営する
「聖セシリア初等中学校」に入学。
そこでは英語もマスターしました。

当時、アフリカ全土で独立運動が
盛り上がりをみせていて、ケニアもその一つでした。
そのため、国内各地で独立運動が激しさを増し、
100万人ものケニヤ人が逮捕され、
10万人が殺害されたと言われています。

彼女もまた独立運動に参加したため逮捕され、
強制収容所で悲惨な体験をしました。

独立への機運だ高まる中、
彼女はアメリカへ留学するチャンスを得ます。
ジョン・F・ケネディが設立した
「ケネディ・エアリスト・プログラム」
という奨学金制度により、

ケニア全国から600人の成績優秀な生徒が
アメリカで学ぶことになったのです。

1960年、彼女はアメリカに渡ります。
ケネディへの恩返しもあり、
彼女は大学在学中、彼の大統領選挙のために
ボランティアとして働きました。

その中で、人種差別撤廃のための公民権運動にも
関わることになり、多くのことを学びました。
そして、1963年、彼女が帰国する前にケニアは
イギリスからの独立を果たします。

アメリカで生物学を学んだ彼女は、
ナイロビ大学の動物学教室で
研究助手として働くことになり帰国します。

ところが、帰国してみると彼女がつくはずのポストは、
別の部族出身者に奪われていました。

ケニアでは以前から部族間の差別や対立があり、
上司がどの部族出身者かによって後継者が選ばれる
悪慣習が続いていたのです。

それでも彼女はその実力を買われ、
同じ大学の獣医学部のドイツ人教授のもとで
働けることになりました。

<結婚・離婚>

仕事を得た彼女はその後、
5歳年上のムワンギ・マタイと知り合い結婚します。
夫は政治家で、1974年に見事、
国会議員に当選します。

しかし、当選はしたものの、
まったく議員としての仕事をしない
詐欺まがいの議員であることが明らかになります。

その上、夫は博士号をもつ彼女に嫉妬し始め、
ついには離婚を申し立てます。
その離婚理由は、

「あまりに高学歴で、あまりに成功したために
夫に楯突くコントロール不能の女」

だからというもの。
ケニアにおける女性差別は驚くもので

夫の主張が認められただけでなく、
裁判所に異議を申し立てる彼女に対し
法廷侮辱罪を言い渡し、
彼女の刑務所に入れてしまいます。

結局、彼女は離婚することになりますが、
あえて結婚前の名前を変えず、
Wangari Mathai に「a」の文字を追加し
Maathai にして生きて行くことにしました。

ワンガリ・マータイさんは、
幼い頃からとても優秀なのは
分かりますね。

でも、一番すごいのは

権力にも屈さない
強い意志を持った行動力


だと僕は思います。

間違ったことを正すために

何度も逮捕、監禁され
その度に、命の危険にもさらされ
それでも、立ち上がり行動する

それに、一番理解して、
妻を支えないといけない夫の

「あまりに高学歴で、あまりに成功したために
夫に楯突くコントロール不能の女」

この言葉には、凄く傷ついたでしょうね。

ワンガリ・マータイさんは、
立派な人という一言では
終わらせれない人物ですね。

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もったいない精神

“もったいない”には日本の伝統的精神文化が込められています。

「もったいない」という考え方は、
経済的・数値的な捉え方では理解できません。

いわゆる収支や損得を考えた
「ケチ」や「エコノミー(経済的)」
とは異質なのです。

例えば、昔から食べ物を粗末にすることや、
食べ物を残すことによく使われました。

これは、その食べ物を作った農家の方々、
また家庭に届くまでに関わってきた人々、
そして料理を行った人への「気持ち」が込められています。

そして何より「大地や太陽・水」など
「自然の恵み」への感謝の気持ちがあるのです。
まだ使える物を捨ててしまう場合にも使われました。

これもまた、その物を作った方や、
関わってきた方々への感謝の気持ちが込められています。
物は何度でも、使える限り修理し、大切に使いました。
また、使えなくなったとしても、
役割を代えて別の用途で使用していきました。

“もったいない”という日本語の根底には
“ありがたい”という感謝の気持ちがあるのです。

ワンガリ・マータイさんは、
この『もったいない』の
言葉、意味を知ったとき

凄く感銘を受け
この言葉は、国際社会において重要な意味があると
感じられたそうです。

ワンガリ・マータイさんが、
長年、環境問題に取り込んでいた
資源の無駄遣いをなくし、
使えるものは再利用し、
使えないものは、リサイクルする。

そのことを、一言で表したのが
『もったいない』
という言葉だとおっしゃってました。

でも、最近の日本人は、
便利な世の中になった分、

『もったいない』

という意味を忘れてるんじゃないかなと
思いました。

それは、僕も含めて
改めて考えないといけないなと
反省しました。

ワンガリ・マータイさんが、
よく「私に何ができますか?」
と聞かれるそうです。

そのときは、

「一人一人に変化を起こす力がある」

といつもお応えするそうです。

僕も小さなことからでも
できることをしようと
強く思いました。

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ワンガリ・マータイさんの最後のインタビュー

ワンガリ・マータイさん

未来の地球のために、
未来の子どもたちのために、
今まで頑張って頂きありがとうございました。

あなたからは、勇気と諦めない心を学びました。
そして、行動を起こすと必ず応援してくれる人
力になってくれる人が現れるということが
分かりました。

これから、未来の子どもたちが
楽しく生きられる世の中になれるよう
まずは、自分から変えていこうと
思います。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。




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